木田ちそとは
人の手と土と水で、百四十年あまり守られてきた
伝統の福井野菜。
福井県福井市木田地区で、明治二十年頃から栽培されている伝統野菜 『木田ちそ』。
紫蘇の語源は“紫の蘇る薬”。人は薬草として取り入れていたそうです。
木田地区では「しそ」がなまって「ちそ」と呼ばれるようになりました。
『木田ちそ』は、香り・縮れ・色が特徴。
以前の栽培方法は独特で、小カブと同時に種をまく混作を行っていました。
特徴の理由は定かではないですが、
『土や水に恵まれた地域だったから』と考えられています。
『木田ちそ』は、土と水に恵まれた土地で育ち
人の手から手へ種を受け継ぎ140年あまり守られてきたのです。